地域の中核的病院として、最新の MRI 検査装置や全身 CT 装置、末梢動脈硬化病変まで詳細に検査可能な最新の超音波診断装置など、各種先進高度検査装置を完備し、最先端の高度医療を実現しています。リハビリテーションを専門とする病院ですが、消化器内科、呼吸器内科、神経内科、心療内科など専門性の高い内科医師が診療に従事しています。現在病院は、回復期リハビリテーション病棟 3病棟、180床の体制となっていますが、発症から早期に入院されるこの時期の患者さんは、特に精神面を含めて内科的に複雑で様々な問題を抱えています。
また、脳血管障害は高血圧、糖尿病などの生活習慣病を基礎として発症することが多い疾病です。内科医師は主治医として、各自の専門領域から患者さんのこうした問題の早期発見と解決法を常に検討していきます。リハビリテーション医療は、療法士・看護師・医療ソーシャルワーカーなど様々な職種のチームアプローチで行われる医療です。内科医師は主治医として、病気の状態の把握、治療のみならず、障害の回復の過程を援助し新しい生活を創造していく視点から、生活面などを含めた患者さんの全体像を捕らえ、カンファレンスを通じてリハビリテーションチームの治療方針を決定していきます。
肥満症、拒食症や過食症などの摂食障害、軽症うつ病などはストレス社会と呼ばれる現代社会で特に増加し問題とされている心の病気です。この領域に専門性の高い心療内科医が臨床心理士とともに診療を行っており、西日本各地から数多くの患者さんが来院されています。多年にわたり素晴らしい治療実績を上げており、内科診療の大きな特徴となっています。